YouTuberが「週刊誌記者追いかけ企画」で声かけ→誤認連発で謝罪 「人間として欠落っぷりを痛感」
YouTubeチャンネル「三納物語」が2025年1月2日と3日に公開した、週刊誌記者を「逆張り込み」するという趣旨の動画が波紋を広げている。 【動画】波紋を広げた動画。コメント欄で謝罪した ■無関係の人に「『FRIDAY』ですか?」 注目されているのは、「7日間週刊誌(文春)の記者を本気で捜索して逆に張り込んで晒すことは出来るのか?」という前後編の動画。冒頭、運営者の三納(さんのう)貴弘さんが週刊誌記者がスクープのために有名人の自宅に張り込むことに苦言を呈し、「俺が週刊誌をさらす」と宣言した。 三納さんは「盗撮して晒してるのに晒されないのはセコい」と持論を展開し、「芸能界が困ってるんだから、それを俺が救う」と話していた。 まず、三納さんはネットで芸能人の自宅情報や出没スポットを調べたり、実際の週刊誌に掲載されている写真の様子から場所を特定して住宅街や繁華街の路地裏などで張り込んだりすることに。まったく無関係の人に「『FRIDAY』ですか?」と聞き、否定される場面が何度もあった。 さらに、自身らが「怪しい」と踏んだ場所で「一時間滞在し、電話をしている」という理由で「なにやられてるんですか?」と声を掛けた相手が単なる内装業者だったり、「自転車で怪しい動きをしている」という理由で追いかけて声を掛けた人がUber Eats配達員だったことも。 また、麻布十番に長時間座り込む初老の男性にしつこく話しかけ、「話しかけないで」と拒絶されるも、「スマホとガラケーを持っている」と理由で「怪しい」「グレー」と判断。最終的に追いかけたあげく、その男性は配送を待っていただけで、「警察呼んでこい」と怒鳴られるという一幕もあった。 結局、動画ではさまざまな人や路上駐車している車を「怪しい」として追いかけたりしたものの、その正体はキャバクラの送迎車など。最終的に週刊誌記者には遭遇できなかったというオチになっていた。
「自分の人間として欠落っぷりを痛感しました」
しかし、この動画のコメント欄には、 「無実無関係の一般人に迷惑行為してるだけじゃん」 「もうストーカー盗撮系迷惑YouTuberになっちゃった」 「これはやりすぎやな。迷惑YouTuberってまだおったんや」 という批判の声が殺到する事態に。 批判に対し、三納さんは自身のコメント欄で「沢山ご指摘ありがとうございます。楽しみにしてくださった方々申し訳ございません」と謝罪した。 また、今回の動画について「楽しませようってのとYouTubeに対する恐怖感と倫理観の無さと色々と原因があると思います」とし、今回ばかりは自分の人間として欠落っぷりを痛感しました。そんな自分自身にショックはありますが自分が全て悪いのでしっかり受け入れて成長していけるよう頑張りたいと思います」とつづっていた。