小田急線ユーザーに朗報! 人気南インド料理店「タンジャイミールス」が経堂に2号店をオープン
テレビやWEBメディアで大人気の“カレーおじさん \(^o^)/”に今週食べたカレー&スパイス料理の中からイチオシを教えてもらう企画。今回は、幡ヶ谷の人気インド料理店の2号店となる「タンジャイミールス 経堂店」を紹介します。
【カレーおじさん \(^o^)/の今週のカレーとスパイス】「タンジャイミールス 経堂店」
幡ヶ谷の人気店「タンジャイミールス」が、2024年2月11日、経堂に2号店となる「タンジャイミールス 経堂店」をオープンさせました。という以上に、名前を変えて帰ってきたとも言えます。
実はこちらの店舗があるのは、元々「スリマンガラム」(現在は祖師ヶ谷大蔵に移転)があった場所。そしてタンジャイミールスのシェフは、その経堂時代のスリマンガラムでも腕を振るっていた方なのです。
店舗はスリマンガラム閉店後に居酒屋となったそうですが、そちらが撤退した後に「思い入れのあるこの場所でもう一度」ということで実にドラマチックな再スタートとなった次第。
カラーリングこそ違うものの、シルエットは以前のスリマンガラムを思わせる店内。ミールスの他にドーサなどもありますが、やはり店名にミールスがつくくらいなので「ノンベジミールス」1,500円をいただきました。
カトゥーリ(小皿)に盛り付けられているのは、写真左上からチキンドライ、日替わりのマトンニルギリ、サンバル(南インドの野菜カレー)、ラッサム(南インドの酸味のあるスープ)、クートゥ(南インドの豆カレー)。そしてアッパラム(南インドの豆煎餅的なもの)、ポンニライス、ピックルという構成です。
サンバルとラッサムとクートゥはそれぞれ引き算の優しい味付けですが、ご飯にかけて混ぜながらいただくと、それぞれが補完しあっておいしさの相乗効果が生まれるというミールスの楽しさを存分に味わえます。
チキンドライは単体でわかりやすく全体の満足度を上げてくれるアイテム。そして特に気に入ったのがマトンニルギリ。ニルギリとはカレーリーフやコリアンダーリーフなどのハーブを使ったカレーなのですが、濃厚さと爽快さのアウフヘーベンがなされていて絶品。さすが名シェフだと感動しました。サービスで出してくれたモールコロンブはヨーグルトのカレー。豆のコフタ(団子)入りで、こちらも爽やかでどこか癒やされるような味。