デニムがグレーになると、2大定番アウターが見違える!?
ミリタリージャケットやレザーブルゾンにどんなパンツを合わせるか? いわずもがなデニムが模範解答ですが、そこをブルーではなく、グレーにしてみる。すると、新鮮かつスタイリッシュなデニムコーデに見違えるのです。 どう着る? 3大定番のモテる秋
いつものグレスラを薄グレーデニムに。これだけでデニムコーデが垢抜けます
スタンダードなアイテムであるデニムでいかに周囲を出し抜くか。──モテるオヤジの永遠のテーマですが、その答えのひとつとなるのが「グレーデニム」です。 そのワケは、ずばり“グレスラ感覚”で使えるから。ワークやレザーなどの無骨なトップスにグレスラを合わせるのはオヤジの常套テク。で、グレスラを同じグレーのデニムに置き換えることで、新鮮かつ、一段上のこなれ感を演出できるという寸法です。 なかでもオヤジがはくなら、色みは軽さを感じさせる薄めのグレーで、かつダメージやアタリが控えめなクリーンな一本がベスト。そこがスミ黒との使い分けのポイントでもあります。ちなみにスミ黒は、ぱっと見が黒の、濃いめのもの。ここでいうグレーはもっと薄い色味。 では、いかに薄グレーデニムが大人のスタイリングに有効なのか、そのポテンシャルをミリジャケ&レザーブルゾンという秋の2大定番アウターを使って検証しましょう。
● ミリタリーブルゾン × グレーデニム/ミリタリーアウターの無骨さをグレーデニムで中和させる
ミリタリーブルゾンとブルーデニムの合わせは鉄板ですが、大人にとってはちょっぴりラフになりすぎることも……。その点、グレーデニムを投入すれば、鮮度が上がるとともに、グレーの持つスタイリッシュなイメージを吹き込めるのです。 さらに白Tやスニーカーで清潔感を演出しつつ、アイウエアやネックレスなどでリッチなエッセンスをプラスすれば、洗練薫るデニムコーデをモノにできます。
● レザーブルゾン × グレーデニム/レザーブルゾンはグレーデニムで艶やかに!
レザーブルゾンにグレスラを合わせることで、レザーのハードさを和らげるテクニックはおなじみ。で、さらに一段上を狙うなら、グレスラをグレーデニムに変換してみてください。レザーとデニムのなじみのよさに、グレーデニムの洗練とこなれ感が加わることで、ベタになりがちなこのスタイリングの鮮度を高めることができるのです。 加えて首元のスカーフや足元のスエードブーツでドレス感をプラスすれば、バイカーズやロッカーとは一線画する、艶やかな大人のデニムコーデと相成ります。 ※掲載商品はすべて税込み価格です
鈴木泰之(Studio Log) スタイリング/稲田一生 ヘアメイク/勝間亮平 文/押条良太 編集/高橋 大(Web LEON)