山崎武司氏 中日の新コーチ陣には足りない“椅子”がある「シーズン中、監督は孤立してくる」
元中日の山崎武司氏（56）が、内藤尚行氏（56）とYouTube「ピカイチ名古屋チャンネル」に出演。中日の新コーチ陣の中で井上一樹新監督（53）が必要になるが足りない“椅子”を指摘した。 山崎氏は新コーチ陣容を見渡し、「ひとつだけ気になるのはヘッドコーチを置かなかったこと。これは置いた方がいい」と訴えた。 その理由として、「（シーズン中）監督は孤立してくる。そのときに話し相手が誰かいる」と説明した。 担当を持っているコーチはそれぞれ仕事があり、選手を守る立場を取る場合もある。 監督の側にいて「こう思います」「こうじゃないですか？」とアドバイス出来る立場なのはヘッドコーチだ。 名将でも、星野監督には島野育夫氏、落合監督には森繁和氏、現在も日本ハムの新庄監督には林孝哉氏と優秀なヘッドコーチ（ヘッド格）がいる。 山崎氏は「あの野村監督にも楽天時代は橋上ヘッドを置いた」と、あれほどの経験や実績を持つ名将でも必要になるのがヘッドコーチの存在であると強調した。
