装甲車がサーキットを全力疾走!? 「鉄馬withベータチタニウム」ではどんなバイクが走ってる?
様々なクラスが用意された鉄馬withベータチタニウム
九州のHSR九州(HONDA SAFETY & RIDING PLAZA Kyushu)で開催されている鉄馬withベータチタニウムは、アットホームでお祭り感のあるイベントとして人気になっていて、今までレースにまったく興味を持っていなかった人たちまでもがレースデビューしているのだと言います。 【画像】今や西日本で一番「アツい」旧車の運動会!! 「鉄馬withベータチタニウム」の様子を画像で見る(31枚) 地元九州はもとより四国や関西、そして関東から参加するライダーもいるなど、確実に盛り上がってきているこのレース。どんなバイクが走っているのかを説明しておくことにしましょう。
鉄馬withベータチタニウムは、基本的にマルチエンジン搭載の旧車を中心としたレースです。車両の改造範囲が広いのでストリート仕様でカスタムしたマシンなどでも出場しやすいのが特徴、そうなるとチューニングがエスカレートしてレベルが上ってしまいそうなものですが、参加する人たちも皆で楽しむお祭りであることを大事にしているのがこのレースの素晴らしいところ。実におおらかな雰囲気なのです。
鉄馬の目玉となっているのはアイアンモンスターの各クラスです。1970年から1989年までに発売された鉄フレームに空冷4気筒以上のエンジンを搭載したバイクが対象。改造は自由で純正のクランクケースを使用していれば排気量アップも許されています。
アイアンモンスター400は生産時の排気量が400cc以下のマシン。
アイアンモンスター750は生産時の排気量が650ccから860ccまでと規定されていてゼファー750やCB750などが参加しています。
アイアンモンスター17は排気量が650cc以上でホイールサイズが17インチ。XJR1300やホイールサイズが17インチにしたゼファー1100などがバトルを展開。
最も人気で参加台数が多いのがアイアンモンスター18。排気量はアイアンモンスター17と同じですがホイールサイズが18インチとなっています。 ちなみにこの写真でサイドバイサイドのバトルを繰り広げているのはCBX1000。オーナーは50代になってからバイクにリターン。サーキット走行をして楽しくなってしまいこのレースに参加するようになったのだとか。こんなマシンを見ることができるのも鉄馬の魅力でしょう。