【時系列でわかる⑦】発表直後…震度3から震度6弱へ(1月7日午後9時半更新)
【7日 11:41】能登半島地震 被災地では今夜から大雪のおそれ
被災地では冬型の気圧配置が続くため、7日夜から大雪のおそれがあり、土砂災害や交通障害に警戒が必要です。 北陸は朝から雨や雪が降り、揺れの大きかった地域では、少しの雨でも土砂災害の危険度の高い状態が続いています。 午後からは、この時期としては強い寒気が流れ込む見込みで、断続的に広く雪が降り、予想より雪が強まった場合には、平地でも大雪となるおそれがあります。 また、8日にかけて、気温が低く、真冬並みの寒さが続く見込みです。土砂災害や大雪による交通障害に警戒し、避難場所などでの体調管理には一層の注意が必要です。
【7日 11:52】富山県 8日にかけて大雪の可能性
8日の富山県内は雨が降っています。地震の影響で地盤の緩んでいるところでは、少しの雨でも土砂災害の危険度が高まります。注意・警戒が必要です。 氷見市内では、雪の混じった冷たい雨が降っています。8日朝の最低気温は7日より大幅に低く、氷見市は1.2度、高岡市伏木は0.7度でした。富山県内はこの後冬型の気圧配置が続いて上空の寒気が強まる予想です。日中は広い範囲で雨となり、夕方までに雪に変わる見込みです。 8日午前6時までに予想される24時間降雪量は、いずれも多いところで東部・西部ともに平野部で40センチ、山間部で70センチとなっています。
【7日 16時】石川県 死者128人・安否不明者は195人に
石川県は7日午後2時現在の能登半島地震による被害状況を発表しました。死者は128人と午前9時時点から2人増えた一方、安否不明者は195人と、27人減りました。 午前中に106人だった輪島市の安否不明者が、86人(20人減)などしました。
【7日 17:15】被災地で相次ぐ窃盗 石川・馳知事「とんでもない」
石川県の馳浩知事は7日午後、能登半島地震の被災地で窃盗などの被害が相次いでいることについて、「とんでもないと思っている」「警察もパトロールを強化しているので、厳しく対応する」とコメントしました。 被災地では5日、ボランティアをかたって輪島市の住宅に侵入、ミカン6個(3000円相当)を盗んだ疑いで、自称・愛知県在住の大学生の男(21)が逮捕される事件が発生。ほかにも1日、地震発生後に七尾市の宿泊施設で客の荷物が盗まれるなど、被災地を狙った犯罪が相次いでいます。