【時系列でわかる⑦】発表直後…震度3から震度6弱へ(1月7日午後9時半更新)
【7日 19:24】避難生活を和らげる支援…石川県内に届き始める
七尾市の中島小学校に設置された大きなテントに、被災者の心と体を癒やすお風呂が完成しました。自衛隊が行っている入浴支援で、被災した人たちは「さっぱりさっぱり最高!」と話していました。 この小学校には200人ほどが身を寄せていて、7日はほぼ1週間ぶりの入浴となりました。一部地域で断水が続く羽咋市では、無料で入浴施設が利用できるということで、多くの利用者の方が集まっています。
【7日 20:04】緊急調査も地震計に「異常なし」 石川・志賀町の震度6弱
6日夜、石川県志賀町で震度6弱の揺れを観測した地震で、周辺に比べ突出して震度が大きかったことについて、気象庁は地震計などの調査をおこないましたが「異常は認められなかった」と発表しました。 気象庁によりますと、6日午後11時20分ごろに発生した能登半島沖を震源とする地震では、志賀町香能で震度6弱の揺れを観測しました。 震度6弱を観測したのは一か所のみで、周辺に比べて震度に大きな開きがあったことから、気象庁は現地に機動調査班を派遣し、観測環境に異常がないかきょう調査を行いました。その結果、周囲の地盤などに異常は認められなかったということです。 この、志賀町香能の観測点は防災科学技術研究所が設置している地震計ですが、研究所が動作確認を行ったところ、観測機器自体も異常はなかったとしています。 周辺と比べて震度に大きな開きがあったことについて、気象庁は7日未明の会見で、「震源が非常に浅く、地震計のすぐそばで発生したため、局所的に揺れが大きくなったと みられる」と説明しています。 気象庁は、今後も強い揺れを伴う地震が発生するおそれがあるとして、引き続き注意してほしいと呼びかけています。 (画像=出典:気象庁)