【世界の生理事情】インドでは“生理はタブー”に変化の兆し。タンザニアで使用されている生理用ナプキンとは?
世界の生理事情をのぞいてみると、より広い視野で自分の体と向き合えるのでは…? そう考えたyoiは、世界各地で暮らす女性たちに、“半径10mの生理事情”をリサーチ。現地ならではの生理期間の過ごし方、生理との付き合い方などを教えていただきました! 今回はインドとタンザニアの生理事情をピックアップ。 【世界の生理事情】生理用品、痛み止め…世界の女性はどうしてる?
【世界の生理・インド編】アッサム州出身のインフルエンサー・クリティさんに聞く生理中のルーティン
インド北東部にあるアッサム州出身で、SNSを通して日本の情報を発信しているクリティさん。ベンガル人であり、ヒンドゥー教を信仰している彼女に、多種多様な民族が暮らすこの地域における生理事情を聞いてみました。 クリティさん:現在は、母が20代だった頃の話と比べると、Z世代を中心に「生理」についてパートナーとオープンに話す人が増えていると感じます。例えば、生理用品をパートナーに買ってきてもらうという人もいます。まだまだ、“生理はタブー”“生理は恥ずかしい”という価値観も根強くはありますが、少しずつ話せる雰囲気が醸成されていると感じます。 私の半径10mでは、ナプキンが主流な印象があります。スーパーや薬局で購入できる、インドで生産された『P&G』の「ウィスパー」や『ユニ・チャーム』の「ソフィ」が人気で、私も愛用しています。
クリティさん:経血の量が多い1~2日目は、生理痛がひどければ鎮痛剤を飲んで、湯たんぽで体を温めながらよく休息を取るようにしています。また、特に生理中は無性に辛いものが食べたくなるので、スパイスが効いた料理を作ることも多いです。実家にいた頃は、母が作ってくれる体を温める効果のあるシナモンティーも飲んでいました。生理時によく飲まれるドリンクのひとつなのですが、作るのが結構難しいんですよね。 インフルエンサー Kriti(クリティ) 2001年11月5日生まれ。インド・アッサム州出身。SNS総フォロワー数100万人を超えるインフルエンサーで、2022年末に⾏われたコンテスト『Face of India』でグランプリに輝いている。英語、ヒンディー語、韓国語、ベンガル語、アッサム語が堪能で、TikTokやYouTubeで、日本での経験を発信している。 ※上記の内容はクリティさんへの取材をまとめたもので、インドのすべての生理事情を代表するものではありません。