砺波市長に夏野氏4選
任期満了に伴う砺波市長選は10日、告示され、現職の夏野修氏(69)=無所属、3期、春日町=以外に立候補の届け出はなく、3期連続で無投票4選が決まった。夏野氏は「重点事業をより深め、ぶれずに着実に前向きに進めていきたい」と決意を語った。 夏野氏は市議会6月定例会で出馬表明し、自民、連合富山の推薦を受け、経済団体や全地区の自治振興会長らから支持を受けた。「住みよい、元気なまち」のさらなる発展を訴え、新庁舎整備や中学校再編、地域公共交通の最適化を重点課題として取り組む考えを示した。 夏野氏は早大政経学部卒。1977年に富山県庁に入り、観光・地域振興局長などを歴任。2012年の市長選で初当選し、16、20年は無投票で再選を果たした。県市長会長、全国市長会副会長などを務めた。 夏野氏の新任期は28日から4年間。当選証書付与式は18日に市役所で行われる。