鈴木彩艶所属のパルマに勝利のインテル指揮官「パルマは素晴らしいチーム」浦和レッズなどと対戦のクラブW杯にも言及 | セリエA
【欧州・海外サッカー ニュース】インテルのシモーネ・インザーギ監督が、日本時間7日のセリエA第15節インテル対パルマ戦(3-1)を終え、『DAZN(ダゾーン)』のインタビューで語った。 【動画】超絶ヒールトラップで鈴木彩艶からゴールを奪ったディマルコ
昨シーズンのセリエA王者インテルは7日、日本代表GK鈴木彩艶が所属する昇格組パルマとホームのスタディオ・ジュゼッペ・メアッツァで対戦。序盤は、鈴木を中心とする攻守に阻まれたが、40分にフェデリコ・ディマルコが圧巻のヒールトラップから先制点を挙げると、後半に2点を追加して3-1と勝利を収めた。 インテル指揮官は試合終了後、『ダゾーン』のインタビューで試合を振り返ると、チームの2点目を挙げたニコロ・バレッラを称えた。 「パルマは素晴らしいチームで、アウェーではナポリにしか負けていなかった。したがってインテルは、うまく試合を演じる必要があったが、前半も後半も非常にうまい試合運びができた。選手たちには非常に満足している。ニコロは最高の選手だ。彼はこの3年半、素晴らしいシーズンを送っていて、昨シーズンが最も素晴らしかったように思う」 またインテル指揮官は、3点目を挙げたパルマ生まれのマルクス・テュラムに言及。「彼にはあのポジションを狙うように伝えていた。ゴールを決めてくれた時は、うれしかったよ」と明かした。一方、無得点に終わった主将のラウタロ・マルティネスについては「今のような取り組みを続けていくべきだ。彼のパフォーマンスには満足している。ゴールを決められなかったことは残念だ」と語った。 インテルは、81分、自陣ゴール前でデニス・マンのマークについていたマッテオ・ダルミアンがオウンゴールを記録し、クリーンシートを逃した。「チームは失点に値しなかったので残念だ。ダルミアンはプロフェッショナルな完璧主義なので、自分自身に腹を立てていたよ」と明かした。 インテルは来夏、FIFAクラブワールドカップ(W杯)2025に出場し、グループEで浦和レッズやリーベル・プレート(アルゼンチン)、モンテレイ(メキシコ)と対戦する。インザーギは、タイトル獲得への意欲を問われて語った。 「当然、全力を尽くすつもりだ。この3年半を思い返すと、選手たちはよくやってくれた。3年前、このチームは、10年にわたってチャンピオンズリーグでベスト16に進出できていなかった。インテルをクラブW杯出場へと導けたことを誇りに思う。この厳しい3年半の仕事へのご褒美だ」 試合情報 ラツィオ vs インテル 試合時間:2024年12月17日(火)日本時間4:45 会場:スタディオ・オリンピコ