700万円超えだと!VWゴルフ8のマルとバツ 売れ行きどうなの?
Cセグメントの前輪駆動5ドアハッチバックのベンチマークとして、これまで何世代にもわたって、グローバルで大ヒットしてきた、フォルクスワーゲン「ゴルフ」。現行モデルは8世代目、日本では2021年6月に発売されました。 オジサンだからこそ似合う!いま注目したい小さな高級車たち 現行モデルにおいても、走行性能、快適性、環境性能など、全てにおいて高い完成度を誇っているゴルフですが、世代を追うごとに価格は向上しており、現行型では700万近い価格となっているグレードも。ゴルフ8はどういったクルマなのか、これまでのゴルフと違うところは? ゴルフ8の〇と×をまとめてみました。
■いまでも日本でもっとも売れているVW車は「ゴルフ」
初代ゴルフが誕生したのは1974年のこと。今年2024年に50周年を迎えた、フォルクスワーゲンのロングセラーモデルです。これまでの販売台数は、グローバルで3,700万台以上(2023年時点)、いまもこのカテゴリではベストセラーモデルとして君臨しています。
もちろん日本でも人気で、1988年から2015年のなんと28年間もの間、外国メーカー車モデル別新車販売台数トップを記録。しかしながら2016年下半期に初めてBMWミニに逆転されて以降、ゴルフの売れ行きは後退し、この4~5年は、フォルクスワーゲンがT-Cross、T-ROC、TIGUANのSUV兄弟や、BEVのID:4へ力を注いできたことで、一時はTOP10 圏外に陥落してしまったほど。 ただ現在は、ゴルフ人気が再び上昇しており、2024年上半期(1~6月)の国内販売台数TOP10は、1位のBMWミニ(6512台)に続いてゴルフが2位(4650台)を獲得しています。ちなみに3位はメルセデスベンツのGLC(3552台)、9位にはT-Roc(2627台)ランクインしています。
この6月には、R歴代最強スペックの新型「ゴルフR」とそのワゴン版の「ゴルフRヴァリアント」がワールドプレミアされています。ただ価格は超高額で、最安グレードの「R」でも税込691万円、ゴルフRの日本導入20周年を記念する「20 years」は792万円となっています。