「飲めるハンバーグ」食中毒、症状34人に拡大 船橋の駅ビル、O157 保健所、8月24~29日に利用した人へ連絡呼びかけ
船橋市本町7のシャポー船橋内にある飲食店「将泰庵DINER」で腸管出血性大腸菌O(オー)157による食中毒が発生した問題で、同市保健所は11日、下痢や血便などの症状を訴える人が計34人(男性11人、女性23人)となり、6日時点の7人から増えたと発表した。感染拡大防止のため、8月24~29日に同店を利用した人に連絡を呼びかけている。 市保健所によると、牛肉の「飲めるハンバーグ」を含むメニューによる食中毒。患者はいずれも8月25~28日に同店でハンバーグを食べ、発症者のうち13人の便からO157を検出した。退院済み5人を含め、入院した患者は7人に増加。同店は営業停止処分後、市保健所の指導を経て9日から営業を再開している。 O157は人から人へ感染し、子どもや高齢者が重症化する場合もある。同店を利用し症状がみられる人の問い合わせは、将泰庵お客様相談窓口(電話)0120(57)1129。