【気象情報】関東北部で警報級の大雪も 22日に50センチ 23日に70センチ予報 国交省は交通障害の恐れ呼びかけ
国交省と気象庁は20日、大雪への注意・警戒を発表した。 【写真2枚と図2枚】大雪でスタック、大規模な車両滞留が発生した事例。国道17号三国峠での凍結防止剤散布。今夜の積雪予想図。大雪の目安となるライン(上空1500メートルの気温マイナス9度)が関東北部に張り出す予報図
22日から23日ごろにかけて冬型の気圧配置が強まり、全国的に強い寒気が流れ込むため、東北地方から西日本の日本海側では大荒れの天気となる見込み。 22日以降、東日本から西日本の日本海側では、山地を中心に警報級の大雪となる可能性があることから、大雪や暴風雪による交通障害に注意・警戒するよう呼びかけている。 やむを得ず自動車を運転する場合は、冬用タイヤの装着、チェーンの携行及び早めの装着の徹底、スコップや砂等の冬用装備の携行が必要という。また、降雪状況等により、広範囲で高速道路とそれに並行する国道等が同時に通行止めとなる場合がある。 過去の大雪の際には、大型車の立ち往生が主な原因となり、甚大な影響が生じているとし、トラック事業者にも不要不急の運送依頼を控えるよう促している。 このほか、大雪が予想される地域では、公共交通機関においても、大規模かつ長時間にわたる遅延や運休が発生するおそれがあるとし、テレワークの活用などを含め不要不急の外出を控えるよう呼びかけている。 ■関東甲信越地方に大雪の気象情報(20日、気象庁発表)
冬型の気圧配置が強まる影響で、長野県と関東地方北部では、22日から23日ごろにかけて大雪となる見込みです。積雪や路面の凍結による交通障害に注意・警戒し、なだれにも注意してください。 [気象概況] 日本付近は、22日から23日ごろにかけて冬型の気圧配置が強まり、東日本の上空約5500メートルには氷点下33度以下の強い寒気が流れ込む見込みです。 このため、長野県と関東地方北部では、22日から23日ごろにかけて大雪となるでしょう。 [雪の予想] 21日午後6時から22日午後6時までに予想される24時間降雪量は多い所で、 関東地方北部 50センチ 甲信地方 50センチ その後、22日午後6時から23日午後6時までに予想される24時間降雪量は多い所で、 関東地方北部 70センチ 甲信地方 30センチ 上空の寒気が予想以上に強まった場合や、雪雲が予想以上に発達した場合には、警報級の大雪となる可能性があります。
=埼玉新聞WEB版=