NBAチームからのオファーを断り、オリンピアコス移籍を決断したフォーニエ「ここでキャリアを終えるのが理想」<DUNKSHOOT>
過去に現地でオリンピアコスの試合を何度か観戦していたフォーニエは、ピレウスのピース&フレンドシップスタジアムで熱狂的なファンが作り出す雰囲気に感銘を受け、2年前に自身のSNSに、「いつか欧州でプレーする日が来て、もし自分が望むチームを選択できるのであれば、オリンピアコスに行きたい」と投稿していたのだ。 加えてオリンピアコスは、フォーニエが敬愛する元ギリシャ代表のレジェンド、セオドロス・パパルーカスが活躍したクラブでもある。 なお、「NBAキャリアには終止符を打ったのか?」という記者からの質問に、本人は「すでにページをめくった」と回答している。 「後悔はない。平穏な気持ちでこの決断を下した。今は新しいページが開かれることに興奮している。僕は自分の意思で戻ってくる。オリンピアコスとの契約にNBA条項はない。僕はレッズ(オリンピアコスの愛称)に落ち着きたいし、ここでキャリアを終えるのが理想だ」 10月に32歳となるフォーニエにとって、ユーロリーグ参戦は初めての経験。そこで優勝することが、彼の目下の目標だ。 文●小川由紀子
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