『潜入兄妹』“幻獣”リーダー鳳凰は藤ヶ谷太輔 「顔出しの回まで絶対ばれたくなかった」
竜星涼と八木莉可子がW主演を務める土ドラ10『潜入兄妹 特殊詐欺特命捜査官』(日本テレビ系)の第5話にて、正体が隠されていた特殊詐欺組織“幻獣”のリーダー・鳳凰役が藤ヶ谷太輔であることがわかった。 【写真】『潜入兄妹』“幻獣”幹部4人の素顔が明らかに 本作は、プロデューサーの尾上貴洋、演出の大谷太郎、脚本の福田哲平ら、日本テレビ系ドラマ『大病院占拠』『新空港占拠』のチームが結集したオリジナル作品。父の命を奪われた兄妹が巨悪犯罪組織へ復讐を果たすべく、限界スレスレの潜入捜査で巧妙化・複雑化する特殊詐欺の闇を暴く“スリリング・ステルス・サスペンス”だ。 前回までに、父を殺した鳳凰に復讐するため巨大特殊詐欺グループ“幻獣”の内部に潜入した兄・貴一(竜星涼)と妹・優貴(八木莉可子)。組織のトップに君臨する鳳凰まであと一歩に迫る兄妹に、最後の砦、青龍(桐山漣)の罠が襲いかかる。数時間前、青龍の下で働く集金屋が、“たたき(=強盗)”に遭ったフリをして詐欺の売上金1000万円を盗み出した。集金屋にウソのたたきを指示していた黒幕「カラス」の行方を追う青龍は、「カラスは、おまえだ」と貴一に疑いの目を向け、手始めに優貴の命を奪おうとする。覚えのないぬれぎぬを着せられた貴一は、「俺が本物のカラスを突き止める」と告げる。優貴を救うため、自らの潔白を証明しようとするが……。 貴一は本物の「カラス」をおびき出すため、死亡した集金屋・旭のふりをして「カラス」と連絡を取り、もう一度ウソのたたきを持ち掛ける。大金に釣られた「カラス」がまんまと誘いに乗ってくると、貴一は“出し子”の番匠に「あんたが旭に成りすますんだ」と指示。番匠は言われるがまま大金を持って受け渡し場所に向かうが、「カラス」は一向に現れない。その上、もう一人の出し子・宮川が、あろうことか貴一の部屋から、「カラス」に盗まれた1000万円を発見。貴一は一転して「カラス」に仕立て上げられてしまう。絶体絶命の貴一と優貴。しかし、それは全て、本物の「カラス」を炙り出すために貴一が仕掛けた罠だった。ウソのたたきがあった現場の防犯カメラ映像から、「カラス」の正体が旭・番匠・宮川の3人であることに気付いていた貴一は、番匠と宮川が隠し持っている1000万円を奪い返すため、わざとハメられたふりをしていたのだ。貴一の罠にハマって自ら正体を露呈してしまった番匠と宮川は青龍によって始末され、優貴は無事に解放された。「まさか、本当にカラスを突き止めるとはな」。青龍は初めから貴一がカラスではないことを知っていて、貴一の力を試していた。その狙いは、「幻獣」がたくらむ、ある計画のため。そして、青龍に認められた貴一 と優貴の前に、ついに鳳凰が現れる。 鳳凰を演じた藤ヶ谷は「すでに気づいていた方もいましたよね……個人的には、顔出しの回まで絶対ばれたくなかったのですが(笑)」とコメント。「この作品の肝である緊迫感をしっかりお届けできるよう、日々チームで模索しながら撮影に取り組んでいます」とメッセーを寄せた。 11月9日放送の第6話では、ついに鳳凰から仕事を命じられる。ある企業にランサムウェ アを仕掛け、身代金を奪えという。しかし兄妹は予期せぬ罠に……。 藤ヶ谷太輔(鳳凰役)コメント 詐欺組織“幻獣”のリーダー・鳳凰を演じます、藤ヶ谷太輔です。すでに気づいていた方もいましたよね……個人的には、顔出しの回まで絶対ばれたくなかったのですが(笑)。鳳凰は冷静沈着、頭脳明晰であり、冷徹な一面を持っており、「この世の幸せの99%は金で買える」と、心底思っています。この作品の肝である緊迫感をしっかりお届けできるよう、日々チームで模索しながら撮影に取り組んでいますので、ぜひ、毎週考察しながら楽しんでもらえたらなと思います。 そして、実はこのドラマの裏でラジオにも出演させていただいておりまして、いろいろな方のご協力のもとドラマに出演できています。2つとも、精いっぱい頑張りますのでよろしくお願いいたします。
リアルサウンド編集部