小室眞子さん「帰国願望」で宮内庁の抱える未体験の苦悩
望郷の思いの背後には
「海外生活は眞子さんの意向が強かったことは記者会見でも明らかにされていました。その背後にあったのは、日本や皇室での生活の行き詰まり、生きづらさにあったというのも確かなようです。それでも異国の地での生活での日々はそれなりにストレスや負荷のかかるものだったということなのかもしれません」(同) 宮内庁内のごく一部でもその気持ちは確かに受け止められているとされる。 「ただ、夫妻に対しては、圭さんのお母さんの金銭トラブルなどもあり、厳しい見方もかなりありました。その空気はかつてほどではないにしても依然として消えていないとの見方も庁内では強い。そのため帰国の流れを整えるためには、さまざまな方策が必要になってくるものと見られています」(同) 眞子さんはすでに皇籍を離脱している。それでも秋篠宮家の長女であることに変わりはないのだから、宮内庁が関与する必然性はあるのだが、「なぜ一民間人のバックアップを国側がする必要があるのか」といった声が一部にあるのも事実。その状況は帰国しても変わらないため、新たな局面が訪れれば、宮内庁が未経験の苦悩を抱える可能性は高い。 デイリー新潮編集部
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