パリパラリンピック ボッチャ混合団体銅 広瀬隆喜選手の地元、千葉・君津でPV
パリ・パラリンピックで5日に行われたボッチャ混合団体3位決定戦で、日本は韓国に勝利して銅メダルを獲得した。チームの要である広瀬隆喜選手(40)=西尾レントオール=の地元・千葉県君津市の市生涯学習交流センターではパブリックビューイング(PV)が行われ、約110人の市民らが花の都での広瀬選手の雄姿を目に焼き付けた。 【写真】パリ・パラリンピックのボッチャチーム(脳性まひ)で銅メダルを獲得し、声援に応える杉村英孝、遠藤裕美、広瀬隆喜 広瀬選手が大画面に映し出されると、市民らは「頑張れ」と、スティックバルーンを打ち鳴らして応援。第5エンド、2投目を任された広瀬選手が、目標球にピタリと付けて雄たけびを上げると、PV会場でも大歓声がわき起こった。 銅獲得の瞬間には、「ヒロセ」コールが響き渡り、夫婦で訪れた同市の会社員、高橋仁さん(57)は「ボッチャは初めて観戦したが、手に汗握る展開で面白い。広瀬選手の姿に感動した」と笑顔を見せた。(松崎翼)