奇跡のアラ還・小林ひろ美さんの「老けない美肌」ケア。シミが目立たなくなった
シワやシミなど、肌年齢を進ませる要因の紫外線ダメージ。そんな「光老化」から肌を守るには? 過去に日やけでボロボロになった肌を見事に立て直した美容家・小林ひろ美さんに、「美肌を再生する」ケアを2つ教えてもらいました。 【写真】20代の小林さん。日やけ止めではなく、サンオイルを塗っていたそう
若い頃の日やけ肌が、30代以降のシミやシワに
若い頃から日やけを楽しんだツケを、30代になって目の当たりにしたという小林ひろ美さん。 「シミ、シワ、たるみ、くすみなどあらゆる肌悩みに直面しました。おそらくもっと前から肌の変化はあったはずですが、その頃は子育て中で自分を振り返る余裕がなく、ようやく自覚できたのはママ友が撮ったビデオに映る自分の姿を見たとき。汚い肌にがくぜんとしましたね」(美容家・小林さん、以下同) そこで美容スイッチがオンに。 「ただ、保湿だけでは紫外線ダメージでめぐりや代謝が低下した肌には響かないわけです。それでスプーンパッティングで血行を促してからシートマスクをラップと一緒に使って保湿効果を高めようとしたりと試行錯誤。すると半年ほどで肌の調子が見違え、目立っていたシミがホクロほどのサイズに。この体験から、肌に入れるだけじゃなく、入れるために老廃物を出すこと。出すためにめぐりをよくすることが必要だと学んだんです」
●20代の頃の小林さん
13歳から積極的に焼き始め、20代では真っ黒に。 「当時は、日やけ肌がカッコいいと思われていた時代。海でも日やけ止めではなく、サンオイルをつけていたほど」
肌が代謝する限り、何歳からでも美肌になれる
めぐり、保湿、排出の3セットは現在も実践中。 「これは、顔だけの話でなく内外も含めた全身のこと。顔と体って一枚皮ですから。私の場合、入浴直後のボディにオイルを塗るのを習慣に。リンパ節を刺激しながら流し、水分もとって老廃物を出しやすくする。食生活では抗酸化作用のある緑黄色野菜を多く摂ったり、腸内を整えるためにおだしを1日おちょこ1杯飲むなどの体内からのケアを」 さらに大切にしているのは、美容を楽しむ気持ち。 「肌が代謝している限り、何歳からでも肌は変わります。それには美容を楽しむこと。楽しいから続き、続くから結果が出てもっとやりたくなる。そんなキレイのスパイラルをつくることが、いつまでも美しさを保つ秘訣ですね」