侍ジャパン13日初戦の相手・オーストラリアが練習 全米ドラフト1位のバザナ「先発予定の井上選手を今、研究している」
国際大会「ラグザス presents 第3回WBSCプレミア12」で、13日に日本と戦うオーストラリア代表が11日、バンテリンドームで練習を行った。 7月の米大リーグの新人選択会議(ドラフト会議)で、同国出身選手では初の全体1位でガーディアンズに指名されたオレゴン州立大のトラビス・バザナ内野手(22)は二塁守備で軽快な動きを見せ、打撃練習では4本の柵越えを放った。日本との対戦に「先発予定の井上選手を今、研究しているところ。日本の投手はやはり4、5、6といろんな球種がありますから、特にスプリット、チェンジアップとか、そこを特に見据えて研究している最中」と明かした。 日本の野球について「amazing(素晴らしい)」と語り、「16歳のときに吉田(正尚)選手のトレーニング映像を日本人の友達に見せてもらい、すごくインパクトを受けた。高校時代は吉田選手の試合を見ていたが、大谷(翔平)選手の試合への向かい方、トレーニングのやり方とか、それもインパクトを受けたかもしれない」と振り返った。 未来のスター選手として期待される超有望株は「将来はできるだけワールドシリーズで優勝できる選手になりたい。そして、オーストラリア代表のメンバーとしても大会で優勝したい。できるだけ自分の理想的な選手になりたいので、チームオーストラリアで参加できるときは必ず出て、オーストラリアベースボールに必ず貢献したいと思っている。オーストラリア代表のために、自分のベストを尽くしたい」と意気込んだ。