「インフルエンザ」&「ノロウイルス」感染予防法…この時期気をつけたい感染症の予防・対策
身近な健康問題とその改善法を、様々なテーマで紹介する番組『健康カプセル!ゲンキの時間』。 メインMCに石丸幹二さん、サブMCは坂下千里子さんです。 ドクターは、国立国際医療研究センター 医学博士 和田耕治先生です。 【動画】血流アップでウイルスを寄せ付けない体に!胸や背中の筋肉をのばして代謝も上がるストレッチ2種はこちらから【0分27秒~】 今回のテーマは「~インフル&ノロ経験者に学ぶ~感染症予防の意外な落とし穴」 この時期から気をつけないといけない感染症が「インフルエンザ」と「ノロウイルス」。インフルエンザは重症化すると肺炎・脳症・心筋梗塞などの合併症を引き起こす可能性があり、最悪の場合命を落とす事もあるそうです。自分が罹らないように予防する事も大切ですが、罹った後に正しく対策しないと多くの人が感染する恐れもあるのだとか。そこで今回は、感染症の予防・対策などを専門医に教えてもらいました。
インフルエンザはどんな病気?
インフルエンザとは、インフルエンザウイルスが喉や鼻などの粘膜から侵入し、増殖する感染症。その症状は、39℃を超える高熱・倦怠感・咳など。先生によると、18歳未満が全体の感染者の半分以上を占めており、そこから大人に感染しているのだとか。また、例年1月頃に感染者が最も多くなるイメージがありますが、昨年のインフルエンザ患者数は11月にはすでに国が定めた警報レベルになっており、今年も今の時期から注意が必要だそうです。
インフルエンザの感染経路(1)飛沫感染
飛沫感染は、インフルエンザの主な感染経路で、感染者の咳・くしゃみによりウイルスを含んだ飛沫が飛び出し、それを吸ってしまった別の人が感染してしまう事。感染者が咳をすると、約10万個ものウイルスが外に飛び出します。そのウイルスが口・鼻・目などから身体に入ると細胞に侵入して感染。すると、ウイルスの数は一気に増殖。たった1つのウイルスが、わずか1日で100万個まで増えると言われているそうです。
飛沫感染の予防法
先生によると、飛沫感染を防ぐ重要アイテムは、マスク。マスクには「飛沫を外に出さない」「飛沫を吸い込まない」という2つの効果があるそうです。