河村勇輝が出場すれば史上15人目…“身長5ft8in以下”の歴代NBA選手たち
NBA2024-25シーズン開幕が目前に迫り、日本人選手4人目のNBA公式戦デビューが期待されている河村勇輝。今シーズンの開幕ロスターに入った選手のなかでは最小の登録身長5フィート8インチ(約173センチ)で名を連ねた。リーグ併合前も含め、これまで5フィート8インチ以下の身長で世界最高峰の舞台に立った選手は14名。河村がNBAデビューを果たせば、史上15人目の“小兵”誕生となる。 【動画】NBA史上最小のダンク王…スパッド・ウェブの豪快ダンク映像 NBAにおける小柄な選手を振り返るうえで、筆頭に上がってくるのがマグジー・ボーグスだろう。NBA史上最小の5フィート3インチ(160.0センチ)という一際小柄な体格でありながら、NBA通算889試合に出場し、7.7得点7.6アシスト1.5スティールを記録。河村の渡米直後に話題となったチームメートとの凸凹ツーショットの“元ネタ”となった張本人でもあり、引退後もバスケ界の“小さな巨人”としてリスペクトされているレジェンドだ。 そして、史上最小のダンクコンテスト王者であるスパッド・ウェブも強烈なインパクトを残したレジェンドの一人だ。現役当時の身長は5フィート6インチ(167.6センチ)だったが、1986年のダンクコンテストで優勝。驚異的なジャンプ力から繰り出された超人的なパフォーマンスは伝説となっている。 さらに歴史を遡れば、1947-48シーズンにニューヨーク・ニックスに在籍していた日系アメリカ人二世のワッツ・ミサカも、歴史に名を刻んだ一人。身長5フィート7インチ(170.2センチ)という身体的なハンデのみならず、人種の壁を破り非白人系では史上初めてBAA(NBAの前身)でプレーした選手でもある。 また、昨シーズンNBAでプレーしたジェイコブ・ギルヤード、マークイス・ノーウェルも5フィート8インチ以下の小柄な選手。特にギルバートは、ブルックリン・ネッツとメンフィス・グリズリーズで昨シーズン合計41試合に出場し4.2得点3.3アシストを記録。河村がさらに上のステージへと進む際には比較される存在にもなりそうだ。