全国男子駅伝、大学生vs実業団の区間賞の行方は 過去の獲得回数は実業団が大量リードも近年はきっ抗
3区と7区の一般区間は、大学生の勢いと実業団の意地がぶつかり合う。両区間の区間賞獲得回数は、大学生13に対して実業団が42と大量リード。ただ、直近の開催10大会では大学生10、実業団10ときっ抗している。 全国男子駅伝(ひろしま男子駅伝)2025 チーム紹介 3区9・2キロ、7区14・5キロだった第1~4回(1996~99年)は実業団勢の独壇場。第2回(97年)7区は高岡寿成(京都・鐘紡)、第3回(98年)7区は国近友昭(広島・NTT中国)の五輪選手が快走した。 大学生初の区間賞は現行の3区8・5キロ、7区13キロになった第5回(2000年)で誕生した。3区で永田宏一郎(鹿児島・鹿屋体育大)が区間賞を受賞。また、永田は大学生の区間賞獲得者で唯一、関東以外の大学に在籍したランナーだ。 第29回(24年)は3区で葛西潤(大阪・旭化成)、7区で鈴木芽吹(長野・駒大)がそろって区間新をマーク。ことしも一般区間は熱い戦いが繰り広げられそうだ。
中国新聞社