初陣は衝撃の7馬身差V “クラシック候補”との呼び声高いキタサンブラック産駒がアイビーS参戦
7月の福島で新馬勝ちしたピコチャンブラック(牡2、美浦・上原佑紀厩舎)が、土曜東京9Rのアイビーステークス(2歳・リステッド・芝1800m)でデビュー2連勝を狙う。 【写真】新馬戦7馬身差Vピコチャンブラックのこれまで ピコチャンブラックは父キタサンブラック、母トランプクイーン、母の父ネオユニヴァースの血統。母は未勝利だが、そのきょうだいには96年の日本ダービー覇者のフサイチコンコルド、09年の皐月賞を制したアンライバルド、01年の京成杯を勝ったボーンキングなど活躍馬がズラリ。近親にも07年の皐月賞馬のヴィクトリー、重賞を3勝したリンカーンなどの一流馬が並ぶ。 7月福島の新馬(芝2000m)はマイペースの逃げから上がり3F最速でまとめ、2着に1秒1差の大楽勝。「夏の福島からクラシック候補登場か!?」と大きな話題となった。迎える2戦目の大幅な相手強化とあって、真価が問われる一戦。ここも突破して、来たる大舞台に弾みをつけてほしい。