複数のロッドを束ねる際などに多くのアングラーが活用するロッドベルト。シマノが、新たにリリースしたアイテムは、ロッド1本1本を大切にしたい人に最適な機能を有する。その詳細をチェックしていこう。 【画像】コレは使ってみたい！斬新なロッドベルトの仕組み

複数のロッドを1本ずつ大事に巻きたいアングラーに最適

ロッドを束ねて運ぶ場合などに、多くのアングラーが活用しているロッドベルト。通常のものは、ロッド同士が干渉して、こすれてしまう可能性もある。そこでシマノが考案したのが、大切なロッドへのダメージを少しでも軽減するための工夫がなされた「プロテクトロッドベルト」だ。 ［写真キャプション］ ロッド同士が干渉しにくい「プロテクトロッドベルト」。 ベルトにある3つの波型形状部分にロッドを挟んで巻くので、ロッド同士の干渉を防いでくれる。通常のロッドベルトでは多少なりともロッド同士の擦れが運搬時に起きるが、プロテクトロッドベルトの3 つの波型形状により、気になるロッド同士の干渉部分に挟み擦れを軽減できるという仕組みだ。 ［写真キャプション］ このようにロッド同士が干渉しないような工夫がされている。

滑り止めにより、ロッドがずれにくくなっている

ロッド同士が干渉しない仕組みをシマノが考案。

さらに、波型形状部分には滑り止めが付いているため、運搬時などでもロッドがずれにくく、安定して持ち運ぶことができる。沖磯などへ渡礁する際など、ロッドをしっかりとホールド氏てくれるというのは、安心感にもつながるはず。 ［写真キャプション］ 波型形状部分には滑り止めがついているので巻いたロッドをしっかりとホールド。 また、巻き終えた断面を見てもらうと、波型形状により隙間が少なくロッドを束ねられているため、よりずれにくい仕様になっています。

耐久性の高い素材を使用し、裂けにくくなっている

特に、ヘビーなタックルなどをしっかりと巻いた場合など、ロッドベルト自体に高い負荷がかかるため、耐久性の低いものだと使用時に裂けてくるということもある。シマノのプロテクトロッドベルトは、アングラーが安心して使えるよう、高耐久性のゴム素材を採用。裂けに強い仕様となっている。 九州を中心に活躍するロックショアアングラー、上津原勉さん（シマノのフィールドテスター）も、このプロテクトロッドベルトを高く評価している（以下シマノWEBサイトから引用）。 複数のロッドを束ねておくときに便利なロッドベルトです。私の場合は渡船で沖磯へ行くことも多いのですが、その時は特に重宝しています。その大きな理由のひとつが、このロッドベルトは、不意なキズや破損を防ぎやすいためです。特に船での移動中は小さな振動が常に発生しているため、ロッドもその振動の影響を受けがちです。 ［写真キャプション］ 上津原勉さん（シマノのフィールドテスター） この時にロッド同士が干渉しているとカチカチとぶつかって不意なキズや破損につながる恐れがあるのですが、このロッドベルトはその心配を解消してくれます。また素材が強くて丈夫なだけでなく、内側にゴム素材が使われていて滑りにくい設計です。 さらにベルクロ部分が繰り返し使用しても毛羽立ちにくい素材になっている点も、使いやすさを感じる部分です。ありそうでなかった点に着目して作られたロッドベルトになっていると思いますので、釣行時のロッドが多い方はぜひこの使いやすさを体感していただきたいですね。