アメリカの大統領や日本の首相が乗る「公用車」。値段やその機能とは
アメリカの大統領や日本の首相は、どのような公用車に乗っているのでしょうか。ニュースなどで映像を見て、その値段や機能が気になった方もいるかもしれません。 今回は、アメリカの大統領と日本の首相が乗る公用車の車種や値段、機能をそれぞれ紹介します。これまでの車種の移り変わりなども紹介しているので、参考にしてください。 ▼トヨタ「アル・ヴェル」は月々でいくらの支払いが必要? 返済額を試算してみた!
アメリカの大統領が乗る公用車とは
アメリカの大統領が乗る公用車は「キャデラック・ワン」もしくはアメリカ大統領を守る地上最強の車という意味も込めて「The Beast(ビースト)」と呼ばれているようです。以前はリンカーン製「コンチネンタル」が使用されており、現在はキャデラック製「フリートウッド」が採用されているようでした。 ■キャデラック・ワン(ビースト)の値段や改造費 「キャデラック・ワン」の値段は正式には公表されていませんが、1台150万アメリカドル(日本円で約2億3000万円)と言われているようです。安全対策のために同じ仕様の車が12台作られており、さらにはセキュリティ強化のために日本円で約17億円がかけられているという噂もあります。 ■キャデラック・ワン(ビースト)の機能 サイズやエンジンをはじめとした詳細なスペックは明らかにされていないようですが、9000キログラムの重厚なボディながら、大排気量のディーゼルエンジンを採用しており100キロメートル/時で走行可能と言われているようです。 また、アメリカの大統領専用車ということもあり、安全を守るために厳重な装備が施されています。地雷などの兵器攻撃や手りゅう弾による損害を防ぐ耐爆仕様、銃撃に備えた防弾ガラス、大統領用の輸血パックや酸素ボンベなどの医療品も搭載されていると言われています。 そのほかにも、約17億円かけてセキュリティ強化したという噂の通り、さまざまな機能を備えており「ビースト」という名にふさわしい性能の車と言えるでしょう。