猛暑のなかの旧車は灼熱地獄! それでも乗りたいオーナーの涙ぐましい努力に乾杯!!
旧車乗りにとってここ最近の夏は地獄そのもの
天気予報をチェックするたびに「本日の最高気温は37度」と知り、「またかよ」と思いつつ、慣れつつある自分がいます。小さい頃は夏休みに家でゲーム遊びに興じていると「外で遊んできなさい!」と親から怒られたものです。それがいまや「こんな暑い日に外で遊んだら危ないよ!」という始末。 【画像】旧車の夏のドライブするなら用意しておきたい秘密兵器 子どもたちは涼しい部屋で過ごせばいいのですが、猛暑日でも旧車に乗りたい! あるいは乗らざるを得ない事情を抱えた人もいます。旧車乗りの皆さんはどのように対処しているのでしょうか。そこには涙ぐましい努力と工夫があったのです。
■早朝か夜間に乗る
さすがに日中に旧車に乗るのは辛すぎる! そこで、早朝や夜間に乗ることで暑さを回避できます。住んでいる場所にもよりますが、この時期の札幌市の日の出が午前4時半前後、東京が4時50分前後、名古屋と大阪が5時前後、広島が5時20分前後、福岡が5時30分前後、沖縄が6時前後です。できれば夜明けとともにドライブを終えたいところです。 一方で夜間であれば熱帯夜の確率が高いものの、直射日光があたらないぶん、涼しく走ることができそうです。夜のドライブ後の晩酌という、最高のご褒美? が待っています。ただし、ご近所迷惑になるようなら、早朝か夜間に乗ることは自粛したほうがよさそうです。
■窓全開 & ハンディ扇風機も全開
クーラーが装備されていない、あるいは効きが弱い場合、残された選択肢として窓を開けるしかありません。こんなとき、三角窓の有効性とありがたさを痛感します。しかし、35度を超える暑さではさすがに辛い。最近は充電式&クリップで留められる卓上扇風機がネットショップで販売されています。価格も2000円代~と比較的お手頃です。 ただ、ものすごく暑いとき、しかも渋滞時の車内で卓上扇風機を全開にしても温風があたるという……。後述する凍らせたペットボトルなどと併用してなんとか暑さを乗り切りたいものです。
■凍らせたペットボトルを用意する
コスパと効果が期待できる対処法として、凍らせたペットボトルを用意してタオルなどで巻き、信号待ちなどで額や首筋に当てて冷やす方法があります。ペットボトル内の氷が溶けてくれば飲み水としても使えますし、小型のクーラーボックスのなかに保冷剤を入れ、凍らせたペットボトルのスペアを入れておけば長時間持ちこたえられます。 また、効力は短時間ではありますが、発熱したときにお世話になる「冷えピタ」を額や首の後ろに貼ると効果倍増です(ただし、額に貼るのはなかなか勇気がいります)。