81歳!フランス大女優「カトリーヌ・ドヌーヴ」可愛らしさ満開の10代から成熟した現在までを振り返り
カトリーヌ・ドヌーヴの81歳の誕生日。精力的に作品に出演し続け、映画祭にもたびたび登場。2020年には娘のキアラと共演したことも話題になりました。『シェルブールの雨傘』など立て続けにヒット作に出演してフレンチアイコンとなった10代、20代から、エレガントな成熟美を披露する現在までの美貌とヘアメイク遍歴をお届けします。
1961年 18歳
女子学生ソフィーを演じた映画『パリジェンヌ』では、トレンドのビーハイブヘアで、パリジェンヌらしいコケットな表情を叶えています。この作品をきっかけにフランス中に名を広めることに。
1965年 21歳
ミュージカル映画『シェルブールの雨傘』で話題となったカトリーヌのハーフアップは、彼女を象徴するアイコンスタイルのひとつに。サイドのヘアを上にまとめることで力強い眼差しをより強調しています。
1967年 23歳
世界的に注目を集めた映画『昼顔』では、メッシーに乱れたラフなヘアスタイルでセンシュアルな女性を演出。気品あふれる貞淑な妻と、“昼顔”と名乗り売春宿に出入りする娼婦としての二面性を見事に演じました。イヴ・サンローランが手がけたファッションも大きな話題に。
1975年 31歳
ミリタリーコートやパワーショルダージャケットなど、エッジィなファッションも得意としたカトリーヌ。映画『ハッスル』では、存在感あふれるレイヤーヘアを、毛先に丸みをつけることで、ハンサムとフェミニンのバランスをとっています。
1981年 37歳
前年に公開され、自身最大のヒットとなった『終電車』で成功を収めたカトリーヌ。なめらかな髪と対照的なアーチ眉、ミニマルなレッドリップは、シンプルでありながらも、彼女が持つ美しさを効果的に引き出しています。
1984年 40歳
映画『Le Bon Plaisir(原題)』では、相手が大統領であっても臆さない、スマートな女性を好演。端正なワンカールロブが力強さを象徴しています。 『終電車』での大成功のあと、引退も考えたというカトリーヌ。フランスで女性が最も輝くと言われる40代を迎え、パリジェンヌらしい成熟した美しさが開花しています。