ウルグアイの絶対的エースへと成長できるか 代表引退のスアレスがヌニェスにエール 「立ち上がり、自分がどんな選手であるかを示し続けること」
ヌニェスにかかる期待は大きい
ウルグアイ代表を引退することを決めたルイス・スアレス(37)は後継者とも言われるダルウィン・ヌニェス(25)へエールを送った。 6日に行われたワールドカップ南米予選の第7節パラグアイ代表との試合(0-0)がスアレスの代表ラストマッチとなった。2007年から代表でプレイするスアレスは公式戦143試合で69ゴールをマークしている。近年のウルグアイを支えた絶対的エースの1人だ。そんなレジェンドのラストマッチとなったが、ヌニェスは今夏のコパ・アメリカ準決勝終了後に観客と乱闘になってしまい、5試合の出場停止処分中であったため、この試合は欠場となった。 そんなヌニェスにウルグアイのレジェンドであるスアレスはエールを送った。 「ダルウィンがイギリスで制裁を受けたとき、私は彼と話した。時には地面に倒れて転ぶほうが楽しいと感じることもあるが、立ち上がるときに人はより多くの痛みを感じる。そして、彼がすべきことはそれだ。立ち上がり、自分がどんな選手であるかを示し続けることだ。それが偉大な選手の姿であり、彼がピッチにいるのを見たいと思っている人々に見せるために彼が持つべき精神的な強さだ」 25歳のヌニェスはこれからのウルグアイ代表を背負わなければならない選手の1人であり、スアレスのように絶対的なエースへと成長することを期待されている。 アルネ・スロットが新監督に就任したリヴァプールでは、ここまでリーグ戦2試合に出場しているが、いずれも途中出場でプレイ時間は32分と限定的な起用に留まっている。しかしシーズンはまだ始まったばかりであり、挽回のチャンスは十分に残されている。 リヴァプールでの大爆発待たれるヌニェスはしっかりと定位置を確保し、ウルグアイでもスアレスの引退を感じさせないほどのストライカーとなれるか。
構成/ザ・ワールド編集部