【高校サッカー】初出場の東海大相模が選手権初勝利 後半ATに劇的な勝ち越し弾
◆第103回全国高校サッカー選手権 ▽2回戦 東海大相模(神奈川)2―1草津東(滋賀)(31日・U等々力) 初出場の東海大相模が草津東を2―1で破り、初出場初勝利を手にした。 試合が初めに動いたのは前半19分。ピッチ中央付近で獲得したFKを草津東のMF上原周(3年)がエリア内に蹴り込むと、DF寺田大翔(3年)が頭で合わせた球はネットの中へ。先制に成功した。CKの際には1列に並び、前の選手の肩に手を置きながら徐々にエリア内に歩み寄っていくという列車のような“独特”な隊形も披露した。 しかし東海大相模も食らいついた。前半37分、DF佐藤碧(3年)が左サイドからクロスを上げると、MF長井隆之介(3年)が頭で押し込み同点にした。 そこからは一進一退の攻防を繰り広げたが、後半終了間際にドラマがあった。後半AT4分、右サイドのクロスから東海大相模FW山田大樹(3年)が放ったシュートは相手GKにセーブされるも、高く上がった球をDF佐藤が頭で押し込み、ついに勝ち越し。そのまま試合終了の笛が鳴った。
報知新聞社