「他のチームにはあまりない感じ」興梠慎三&西大伍が思うJ1連覇・神戸の強さの秘訣「紅白戦が一番激しいらしい」
「本当に必要としている時にお金を払って、戦力を取っている」
昨年限りで現役を引退した元日本代表FWの興梠慎三氏が、いわてグルージャ盛岡のDF西大伍のYouTubeチャンネルに出演。J1で連覇を果たしたヴィッセル神戸の強さについて語った。 【動画】興梠慎三&西大伍がヴィッセルを語る 2019年から20年まで神戸でプレーした西は、クラブの天皇杯初優勝や初出場のアジア・チャンピオンズリーグでベスト4進出に貢献したが、当時はJ1優勝は難しかったと振り返る。 これに対して、興梠は神戸の進化に私見を述べる。 「今は、本当に必要としている時にお金を払って、戦力を取っている。他のチームにはあまりない感じがして。『あ、こういうチームが優勝するんだろうな』というのが神戸だから」 西もこれに同意し、興梠とともに在籍していた頃の鹿島アントラーズのような強さがあると指摘する。 「今、聞くと鹿島で勝っていた時みたいに、紅白戦が一番激しいらしい。その雰囲気を神戸で作れたっていうのは、サコ(大迫勇也)とか武藤(嘉紀)も凄いし、いろんなタイミングもあるじゃん。その若手がそういう意識になったとか、(23年7月にアンドレス・)イニエスタが抜けたとか。タイミングもあるけど、あいつらがそう思っていったのは、凄い。結局、勝つチームはそうなんだよね。紅白戦が激しくて、練習が一番激しい」 的確な補強と、選手の練習に臨む姿勢が神戸の強さの秘訣。2人は、そう考えているようだ。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部