50歳目前で賃貸物件に住み替え。今、「持たないひとり暮らし」が心地よい
「もの」に頼らなくても、豊かな日々を過ごせるように
ものを捨てたことで、暮らしだけでなく、マインドもよい方向へ変化。人と比べたり、見栄を張ったりしなくなった今は、心も軽やかになったそう。 「プチプラの服を着ていても、高い服を着ていても、『私は私だからどっちでもいいでしょ?』みたいな、ある種の開き直りが生まれました(笑)。これはものを減らしたことに加えて、年齢を重ねたからこそ気づけたことかもしれません」 ようさんのように暮らしをリセットしたり、初めてのことにチャレンジしたり…と、第2の人生を始める人も多い50代。これからの暮らしを幸せなものにするには、「ものを所有する以外の楽しみを見つけることが大事」と話します。 「子どもがいるときは、子育てと仕事が9割で、自分のために使える時間やエネルギーは1割もないくらい。子育てがなくなった今だからこそ、『楽しんだもの勝ち』と思っています。新しい趣味をつくったり、ひとりで出かけてみたり…。そこで過ごす時間や体験を重視すれば、ものに頼らなくても、豊かな毎日を過ごせるんです」
ESSEonline編集部