収納箱を「見た目重視」でおしゃれにしたけれど、出し入れが面倒…。38歳ひとり暮らしが辿り着いた「楽に続く収納」の作り方
40代は、「人生の折り返し地点」とも言える年代です。38歳でひとり暮らしをするインスタグラマー・YouTuberのnamytoneさんは、80歳の祖母の体調不良がきっかけで「人生の折り返し地点」を意識するようになったそう。namytoneさんは「暮らしも仕事もまだまだ色々あるけれど、人生後半は楽しくご機嫌に過ごしたい」と語っていて――。そこで今回は、namytoneさんの著書『人生は折り返し地点からがきっとたのしい』から、人生後半を楽しむための暮らし方を一部ご紹介します。 【写真】namytoneさんが辿り着いた「楽に続く収納方法」 * * * * * * * ◆見た目より「楽に続く」収納へ おしゃれな収納箱をズラリと並べ、整然と整理してあっても、出し入れが面倒だと結局散らかってしまいます。 開ける時はスムーズでも、閉める時にちょっと引っかかるだけで、もう出しっぱなしになってしまう……。 無印家具時代は、「出したものを戻す」というアクションはさほど苦ではなく、収納が綺麗に整理されていることに満足感がありました。 それが年齢を重ねるにつれ、戻すのが億劫になり、「見た目重視」だと綺麗な状態をキープできなくなってきました。
◆「何に」収納するかより…… そこで収納の考え方を見直して、「楽な出し入れ」を意識するように。 「何に」収納するかより、「どのように」収納するかを重視して、リバウンドしない、続く収納を心がけるようになりました。 自分の行動と照らし合わせて色々と考えて、「楽な開閉」「楽な出し入れ」「1アクション」「片手」こそ“続く4アクション”だという答えに辿り着き、意識して収納スペースを作っています。 とはいうものの、4アクションが揃ったベストな収納方法に落ち着くのはなかなか難しいもの。いいと思って取り入れてみても、なぜかものを元に戻さないパターンもあります。 なので、収納を考える時は、その収納が続くか、数日使いながらリバウンドチェックをします。 色んなシーンで何度も開閉してみて、不都合を取り除き自分なりにバージョンアップさせていきます。
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