収納箱を「見た目重視」でおしゃれにしたけれど、出し入れが面倒…。38歳ひとり暮らしが辿り着いた「楽に続く収納」の作り方
◆続く収納は一日にしてならず スマホでパシャリと部屋を撮影するのもおすすめ。 片付いていない場所や、使いにくそうな場所は、肉眼で見るよりも客観的に見られるので、ハッと気付くことができます。 続く収納は一日にしてならず。今はベストな方法でも、数年後にはまた変わってくるかもしれません。 完成したと思えば簡単に崩れるし、あっという間に振り出しに戻ります。 年齢や暮らし方に合わせて、「見直し続ける」ことが大切です。
◆雑貨や小物を飾るポイント それから、飾ることについて。 ひとり暮らしを彩ってくれる雑貨や絵画などは大好きなのですが、飾りすぎると部屋を雑多に見せてしまいます。 なので、飾るのは最小限に。あちこちにお気に入りをちりばめたい気持ちをグッとこらえて、基本は本棚の一角だけと決めています。 部屋のインテリアは、「限られているからこその魅力」があります。 昔は壁という壁に棚を付けて小物を飾っていたのですが、晴れて卒業することができました(笑)。 アレもコレも並べたいなら、月ごとに「アレ」と「コレ」を交代で並べるようにするといいと思います。 棚の上に季節の花を飾ったら、他の置物は棚の中か他の場所にしまっておく。そうすることで、花の存在感が際立ちます。 また、月ごとにリビングにあった棚を寝室に移動させたり、照明の位置を変えたりして楽しんでいます。 持ち運びやすい家具ばかりなので、定期的な模様替えも苦ではありません。 ※本稿は、『人生は折り返し地点からがきっとたのしい』(インプレス)の一部を再編集したものです。
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