【愛知県 2024年版】秋の絶景・風物詩10選。桜と紅葉の美しき“協奏曲”「川見四季桜の里」
暑い夏もようやく終わり、心地いい季節。旅をしたい気持ちが高まってきました。 紅葉や秋祭り、収穫のよろこびなど、日本にはたくさんの美しい秋の絶景・風物詩があります。そんな日本ならではの魅力を感じるとっておきのスポットをご紹介。 【画像】徳川家康ゆかりの地として知られる古刹「鳳来寺」の紅葉ほか、愛知県の秋の絶景10選を写真ですべて見る。 「いつか」の旅行の参考に。眺めても美しい、秋ならではの豊かな景色をお楽しみください!
◆小原の四季桜
四季桜は、春と秋の年に2回花を咲かせる珍しい桜。豊田市小原地区では、毎年秋になると約1万本の四季桜が花を咲かせ、紅葉と桜の見事な共演を楽しむことができます。例年の見ごろは11月上旬~下旬。 同地区のなかでも「川見四季桜の里」は、山の斜面全体に紅葉と桜のコントラストが広がり、風が吹くと色づいた葉や花のさざ波が斜面を伝わって、その美しさはひとしお。 ここでしか見られないこの風景は、地域の方々の手で長い年月をかけて熱心に行われた植栽や整備によって育まれた、奇跡の絶景なのです。 小原の四季桜(おばらのしきざくら) 所在地 愛知県豊田市小原地区
◆名鉄三河線廃線路
名鉄三河線は、豊田市と碧南市をつなぐ鉄道路線。現在、猿投駅から碧南駅まで39.8キロメートルあり、名古屋鉄道(名鉄)本線に次ぐ距離ですが、平成16年3月31日に一部廃線するまでは約65キロメートルもの長さがありました。 廃線となった区間は、「猿投駅~西中金駅」と「碧南駅~吉良吉田駅」。現在、廃駅のホームや路線は立ち入ることができるようになっており、多くの人が散策や写真撮影に訪れます。 特に廃駅のなかでも「三河広瀬駅」と「西中金駅」は国指定文化財となっていて、自然景観と調和したレトロな駅舎や独特なプラットフォームは見ごたえたっぷり。三河広瀬駅では美しい紅葉も眺められ、真っ赤なモミジが彩るノスタルジックな風景を楽しめます。 見ごろの時期:11月下旬 名鉄三河線廃線路(めいてつみかわせんはいせんろ) 所在地 愛知県豊田市東広瀬町神田41-6