パリで話題のカフェ日本人オーナーのお気に入りスポット
パリの11区にある人気カフェ「Dreamin man(ドリーミンマン)」を手がける、日本生まれのオーナー杉山雄一郎さん。2014年にフランスに渡ってから、パリのコーヒー文化を盛り上げてきたバリスタである杉山さんに、カフェオープンのきっかけやこだわり、そしておすすめのパリのカフェについてインタビュー。
パリの11区に「Dreamin Man」というカフェがある。日本生まれのオーナーが手がけるカフェだ。おいしいコーヒーはもちろん、日本風のプリンやタルトなどスイーツでも在仏日本人、パリジェンヌ/パリジャンだけでなく、インターナショナルなカスタマーなど、多くの人を魅了している。
そんな人気コーヒーショップのオーナーは、杉山雄一郎さん。2014年に渡仏し、北マレにある小さなコーヒーショップ「Boot Café(ブートカフェ)」でバリスタとして働き、人気店に育てた実績が評価され就労ビザを取得。2019年には独立し、カフェ「Dreamin Man」を11区にオープン。2022年には二店舗目となるコーヒースタンドをセレクトショップ「The Broken Arm(ザ・ブロークン・アーム)」内にオープンした。
「コーヒーとペイストリーがおいしいのは当たり前にあることだと思っています。特にそれが付加価値だとは思っていません。質の高いクリエイターが集まるコミュニティースペースでなにか新しい物が生まれる、そこに質の高いドリンクやフードがあるといいなと思い、始めました」(杉山さん)
10年前パリに移住した際、市内にあまりコーヒーショップがなかったためパリでコーヒーに携わろうと決意した杉山さん。
「ほとんどの人にパリでコーヒーに携わって仕事をすることは無理だよと言われましたが、僕はそんなことないだろうと。きっと、クオリティが高いコーヒーを求めている人はたくさんいると思っていました」(杉山さん)
カフェではエスプレッソを使ったドリンクからハンドドリップで淹れたフィルターコーヒーまで、さまざまなドリンクを楽しむことができる。