パリで話題のカフェ日本人オーナーのお気に入りスポット
「フィルターコーヒーはコーヒー豆がいくつか種類かあって、そのなかから選ぶことができます。デザートも季節によっていろいろと変わります。ハンドドリップのコーヒーの注文が多いので、コーヒーのことを知ってる方が多いんだなと日頃感じています」(杉山さん)
そんなパリのカフェカルチャーを牽引する杉山さんにパリのお気に入りカフェとおすすめポイントを聞いた。
パリのパレ・ロワイヤルのすぐそばに店舗を構える「Télescope Café」。2012年にフランスで最初のサードウェーブコーヒーを率いたショップのひとつでもある。”目覚まし役”のエスプレッソカルチャーが根付くフランスで、香りを楽しむコーヒーの魅力を伝えてきた。ターコイズブルーのカップやプレートがキュートなこぢんまりとした店内は、ほっと落ち着く雰囲気。
住所/5 Rue Villédo, 75001 Paris, France
Hexagone Café(ヘキサゴンカフェ/14区オプセルヴァトワール)
「(お店がある)エリアが離れているため、知り合いに会わなくていい。なのにコーヒーはおいしい」(杉山さん)
パリ15区にあるモンパルナスタワー近くに位置するカフェ「Hexagone Café」。コーヒー豆の栽培から焙煎まで、すべてのプロセスを直接担っている。こちらのお店のオーナーは、10カ国語で翻訳されているコーヒーの専門書「LE CAFE、C'EST PAS SORCIER(邦題:コーヒーは楽しい!)」の著者。コーヒーの味はもちろん地元民からもお墨付きで、ローカルな雰囲気を楽しめる。
住所/121 Rue du Château, 75014 Paris, France
Benchy(6区/ボンマルシェ近く)
「サンドイッチがおいしい。パリの左岸にこういったコンテンツがなかなかないので新しいですし、時代を変えていってますね」(杉山さん)
杉山さんが言うように、新しいカフェやおしゃれなコーヒーショップは比較的パリの右岸に多い。そんななか世界最古の百貨店で観光地としても人気を集めるボン・マルシェの近くにあるのが、日本風サンドイッチが味わえる「Benchy(ベンチー)」。フランスパンではなく、日本の食パンを使った「サンド」を提供しており、メニューには日本でも人気のフルーツサンドも。