米ツアー参戦の大西魁斗「いい内容で成長できたら優勝もできる」 父は大学教授/国内男子ゴルフ
――同組でラウンドしたい選手は
「(世界ランク3位の)ロリー・マキロイ選手はスイングが好き。回ってみたいと思うけど、自分は同じ舞台で戦う。観客みたいに見ていられないし、そこで勝てるような実力をつけたい。他の選手たちがすごいと思うが、まずは惑わされず、自分らしいゴルフをしていきたいです」
■漢字はちょっと苦手
9歳で渡米し、南カリフォルニア大を卒業した大西は英語が堪能。一方で漢字は少し苦手だが、サインは名前の「魁」をモチーフにしている。理由は、幼少期から親交の深い丸山茂樹さん。米ツアー3勝の大先輩のサインは「丸」で始まるもので、それにならった。大西は「誰よりも米ツアーの難しさを知っている方。自分はもっと大変になると思うけど、丸山さんも(出場権獲得を)喜んでくれて、本当にうれしかった」と明かした。
■大西 魁斗(おおにし・かいと) 1998(平成10)年10月13日生まれ、26歳。5歳でゴルフを始める。千葉で生まれて愛知で育ち、父・泰斗(ひろと)さんの方針で、9歳で渡米。南カリフォルニア大2年時に「オールアメリカン」選出。2021年5月にプロ転向。得意クラブはパター、ウエッジ。177センチ、74キロ。泰斗さんは東洋学園大教授で、NHK「ラジオ英会話」講師。