ワークマン、20万着以上売れている「防寒ウェア」 気温の変化でどうなった?
ワークマン(群馬県伊勢崎市)は、秋口から春先まで3シーズン着用可能な新製品「BAZZ HEAT AIRフーディ」を始めとする「BAZZ HEATシリーズ」を発売した。 【画像】「ワークマンの防寒ウェア」じっくり見る(9枚) BAZZ HEATシリーズは、高機能な防寒ウェアとして2023年秋冬に登場。高機能中わたを採用したこのシリーズは、「軽量でありながら暖かい」という特徴がある。2023年にはシリーズ合計で20万着以上を販売した。 今秋は温かい日が続いていたことを受け、発売当初の売れ行きは苦戦が続いていた。ただ、11月中旬以降に冷え込んだことが影響し、売り上げが伸びている。特に11月23~24日の販売点数は、前週の16~17日と比較して186%伸びているという。最も売れたのは「BAZZ HEAT STRETCHマシュマロエスキモーパフコート」で、同379%伸長した 購入者からは「作業用に購入したつもりが、おしゃれなので普段着として使用している」「北海道に住んでいるが、とても暖かく、春まで手放せなくなりそう」といった声が寄せられているという。 「シームレスワークジャンパー」は、法人企業向けに人気だった「裏アルミジャンパー」の後継モデルとして開発。シンプルなデザインに加え、防風機能や耐久撥水加工など10以上の機能を備えており、法人企業向けのユニフォームとしても多数採用されている。
2024年モデルに動きやすい薄手の防寒も登場
近年の暖冬傾向に対応し、2024年は動きやすい薄手の防寒も開発。秋口から春先まで着用可能となっている。 新モデル「BAZZ HEAT AIRフーディ」の売れ行きはどうか。担当者によると「9月から順調に伸びている。にもかかわず、11月16~17日と23~24日の販売点数を見ると、128%も伸長した」(同社)という。 防寒ウェアは、やはり気温の影響を強く受けているようだ。
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