スーパーフォーミュラ第8戦鈴鹿決勝速報|6台リタイア&SC2回の大乱戦を太田格之進が制す。タイトル決着は最終戦に持ち越しも坪井と牧野の一騎打ちに
スーパーフォーミュラ第8戦鈴鹿の決勝レースが行なわれ、ポールポジションからスタートした太田格之進(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)が完勝した。 【リザルト】スーパーフォーミュラ第8戦決勝レース順位結果 6台がリタイア、セーフティカーが2回出るという大混乱となったレース。しかし太田はタイヤ交換時以外は一度も首位を譲らない形でレースをコントロール。今季初優勝、通算2勝目を挙げた。 ランキング首位で最終ラウンドを迎えた坪井翔(VANTELIN TEAM TOM’S)は2位に入り、逆転でのタイトル奪取を狙う牧野任祐(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)を抑え切ることに成功。今季のチャンピオンをここで決めることはできなかったが、圧倒的に有利な状況で最終戦を迎えることになった。 予選でQ1敗退と苦しい結果となった野尻智紀(TEAM MUGEN)は追い上げのレースを展開。5位でフィニッシュした。 フロントロウ2番グリッドに並んだ岩佐歩夢(TEAM MUGEN)は、スタート時にギヤがうまく入らなかったようで、発進できずに最後尾に転落。他者の脱落にも助けられ、9位フィニッシュとなった。 この段階で、TEAM MUGENのふたりのタイトル獲得の可能性は潰えた。 ■スーパーフォーミュラ第8戦鈴鹿決勝レース結果 1. 太田格之進(DOCOMO TEAM DANDELION RACING) 2. 坪井翔(VANTELIN TEAM TOM’S) 3. 牧野任祐(DOCOMO TEAM DANDELION RACING) 4. 阪口晴南(VERTEX PARTNERS CERUMO・INGING) 5. 野尻智紀(TEAM MUGEN) 6. 福住仁嶺(Kids com Team KCMG) 7. 山本尚貴(PONOS NAKAJIMA RACING) 8. 山下健太(KONDO RACING) 9. 岩佐歩夢(TEAM MUGEN) 10. 大湯都史樹(VERTEX PARTNERS CERUMO・INGING) 11. 木村偉織(San-Ei Gen with B-Max) 12. Juju(TGM Grand Prix) 13. 小林可夢偉(Kids com Team KCMG) 14. 国本雄資(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL) DNF. 笹原右京(VANTELIN TEAM TOM’S) DNF. 大嶋和也(docomo business ROOKIE) DNF. 平良響(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL) DNF. 小高一斗(KONDO RACING) DNF. 大津弘樹(TGM Grand Prix) DNF. 佐藤蓮(PONOS NAKAJIMA RACING) DNF. 三宅淳詞(ThreeBond Racing)
田中 健一