航続距離1,000km。発電しながら走る電動アシスト自転車「FUTURE 1000」
「発電」 が可視化できる面白さ
ペダルをこぎだすと、瞬時にアシストが始まります。パワーモードにしていると前から引っ張られるような感覚がありますが、前輪の電気駆動と後輪の人力駆動によるAWD走行はなかなかに快適。構造上、坂道を登るときには前輪への荷重が減ってアシスト力が収まるかなと思ったけど、意外にも安定したまま登ってくれます。 ペダルをとめて坂道を下っていったり、信号の手前でブレーキをかけると、ディスプレイに表示される「発電」 の数値がみるみるうちに上がっていく。これは楽しい。ハイブリッド車やEVに乗っているときのように、トータルとしての消費電力をできるだけ抑える走り方を模索したくなりますね。 時速24kmのアシスト限界で巡航することはあまり考えていないママチャリスタイルのため、ギア比は低め。クルマのスピードがのってくる平坦な幹線道路はあまり走りたくない車両ですが、買い物のアシとするのはアリ。バッテリーの持ちがいいから、バイクシェア市場でも拍手で迎え入れられる1台となるでしょうね。 Source: FUTURE
武者良太