先日近所に「ドラッグストア」ができたのですが、売り場の半分以上が「食料品コーナー」です。お得な商品も多くて嬉しいのですが、なぜ「薬局」の食料品は安いのでしょうか?
「ドラッグストア」の「食料品」はなぜ安い? 「食料品」に注力する背景
近年のドラッグストアでは食料品が売上の大きな柱となっていることが分かりましたが、そもそもなぜドラッグストアは食料品に注力するようになったのでしょうか。 ドラッグストアが食料品に注力する背景には、いわゆる「客寄せ」の狙いがあります。購入頻度の高い食料品を扱うことで、顧客の来店頻度を高めることが可能だからです。例えば、家や職場の近くに食料品も豊富なドラッグストアがあれば、スーパーやコンビニの代わりに利用する顧客も増えるかもしれません。 また、お菓子類やインスタント食品などを中心に、ドラッグストアの食料品はスーパーより安いケースもあります。経営戦略や店舗によっても異なりますが、ドラッグストアの食料品が比較的安い理由としては、以下のようなものが挙げられます。 ●食料品はあくまで「客寄せ」で大きな利益は求めていない ●全国展開のドラッグストアは大量に仕入れて安く売ることが可能 ●ドラッグストアは直営店比率が高いため安く売っても利益を得やすい すべての食料品が安いわけではありませんが、スーパーよりお買い得な商品があれば、賢くドラッグストアを利用したいものです。
まとめ
今回はドラッグストアの食料品について解説しました。売上寄与度の高まりもあり、食料品販売に力を入れるドラッグストアも増えています。商品によってはスーパーよりお得なケースもあるため、身近なドラッグストアを賢く活用しましょう。 出典 経済産業省 2023年小売業販売を振り返る;3年連続の増加となった小売業販売 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部