【中日】立浪監督「全てのボールで空振りが取れる」緊急登板で好リリーフ橋本侑樹を絶賛 先発・仲地礼亜は「足を痛めた」
◇プロ野球セ・リーグ 中日5-0ヤクルト(26日、バンテリンドーム) 7投手による完封リレーで、交流戦前最後のカードに勝ち越しを決め、4位浮上となった中日。立浪和義監督が称賛の言葉を送ったのは、2番手で登場した橋本侑樹投手「いい形で先制できた中で、仲地も立ち上がりは良かったんですけど、1回で降板というアクシデントもありました。そこで急きょ橋本が、なんとかゼロでつないでいってくれたのが大きかった」と振り返りました。 【動画】22日巨人戦 松山晋也/R.マルティネス 竜の勝利の方程式 この日の先発・仲地礼亜投手が初回を三者凡退で完璧に抑えるも、2回のマウンドには上がれず、緊急降板。思わぬ展開となった中日、しかし急きょの登板となった橋本投手は、4番村上宗隆選手、5番オスナ選手、6番山田哲人選手とヤクルトの主軸を三者連続三振。4回途中で降板となったものの、2.2イニングを無失点。中日のアクシデントを救いました。 この試合は8つのアウトのうち、5つが三振。今季は19試合25イニングを投げ、奪三振は32。これはリリーフながら、チームトップの数字で、圧巻の奪三振力を見せつけています。立浪監督は橋本投手について「今年は制球も非常に良くなりましたし、スライダーやフォーク、全てのボールで空振りが取れるという力がある投手。こういういいところで投げて、自信をつけつつある投手ですから、本当に今日はいい仕事をしてくれた」と褒めたたえています。 また緊急降板となった仲地投手については「足を痛めたということで降板した。これからどういう形になるか分からないですけど、今日はそういう理由で降板しました」と話しています。