【バレー】サントリー・髙橋(藍) パリ五輪を経験したことで見えてきたもの SV男子会見
オリビエキャット監督(サントリー)
●オリビエキャット監督 今日もタフなゲームになったと思います。 今日の結果に関して凄く良かったと思っています。 天皇杯の決勝が終わった後に気持ちを維持するのが難しい中で、非常によくやってくれたと思っています。 昨日もチーム自体は良いスタートを切れましたが、ただゲームを終わらすことができませんでした。 今日同じようなスタートでゲームを終わらせて勝つことができた結果を得られたということは非常に重要です。 またチームのプレーは良かったと思いますし、うちのチームにも高い競争力があることリーグで上位争いに食い込んでいけるというところをしっかりと見せられたと思います。 リカバリーをして、これから続いていくSVリーグにしっかりと向けて頑張っていきたいと思います。 ――アウトサイドヒッターの起用について(髙橋(藍)選手を軸にアライン、シリフカ選手を使い分けている点) オリビエ:試合数が非常に多いというところもあるので、起用は分けていきたいと思っています。 選手間で連携を高めていくというところでも各選手にプレー時間を与えていかなければいけないなというのも考えています。 どの選手を使うのかは状態というところはしっかりと確認しながらやるということが大事に思っています。 昨日の試合ではアラインでスタートしましたがサーブレシーブ(レセプション)に苦しんだというところがあって、途中からのシリフカに代えました。 チームとしてもやはりサーブレシーブに苦しんでいたので、対応策として修正を加えることは昨日からやってきていました。 アラインの方にもまた機会はプレーする機会を与えたかったところで、今日はまたアラインいからスタートし、勝つ結果に繋がったので良かったです。 2025年もスケジュール的にすごくタイトなスケジュールが待っているので、このようなローテーションがうまく回れば戦っていけるかなと思っています。 ――現在の順位(12勝6敗で4位)について。 オリビエ:もっと勝ちたいって気持ちはありますけれども、よくやれていると思っています。 確かに6敗はしています。 けれども、その負けては上位に対するもので対するわけであって、開幕の大阪Bや、WD名古屋 STINGS愛知に負けたという試合です。 うちのチームが必ずしも大きなミスをして負けてしまっているわけではありません。 またうちのチームのこの数週間試合を見てきても良くなってきていると思います。天皇杯でもWD名古屋、STINGS愛知、大阪Bに勝っているところもあるので、状態としては良くなってきていると思っています。 ただ、毎週毎週プレーしている中で、選手たち自身も新鮮な気持ちで臨む難しさはあるので。そこはしっかりと準備していければなと思っています。