なぜ大谷翔平は今季”盗塁数”が大幅に増加したのか。史上初「51-51」達成を侍J前監督が推察「投手の動きを徹底的に研究してる」
大谷翔平「競技として今は盗塁の面白さを感じている」
栗山氏は続けて、現在の大谷が「競技として、いまは盗塁の面白さを感じている」という興味深いコメントを紹介。昨年の右肘手術の影響で、打者専念となった今季は「ピッチャーの動きの研究を徹底的にしていると思います。投手の体重移動とか、ピッチャーと自分の動きの感覚と勝負して(盗塁が)アウトになるかどうか。ピッチャーとのヒリヒリする勝負の感じが、数字につながっているからだと思う」との見通しを語り、大谷の驚異的な観察眼と研究熱心さが今季の盗塁増加につながっていると独自に論じた。 大谷は日本時間20日のマーリンズ戦で、1試合の中でホームラン&盗塁を同時に決めたのは今季で13試合目となり、これはメジャーリーグ史上最多の通算1406盗塁を残したリッキー・ヘンダーソン(当時ニューヨーク・ヤンキース)の快記録に並んだ。残り9試合で、新記録樹立に期待がかかっている。 卓越したパワーとスピードを見せつけている今季の大谷。はたして、どこまで記録を伸ばすのだろうか。 構成●THE DIGEST編集部
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