【8月1日】後期高齢者医療の保険証が更新。今年は異例の「有効期限1年」12月からはマイナンバーカードと一体化
社会保険料が上がり続ける日本
8月1日には後期高齢保険の保険証が更新となる方が多いので、郵送されたら中身を必ず確認しましょう。 また、12月にはマイナンバーカードとの一体化も控えています。すでにマイナンバーカードで受診している人もいますが、普及率は高いといえません。 こうした制度の改革とともに注目したいのが、保険料の改定です。これまでも改定を繰り返し、保険料は上昇傾向にあります。 これは後期高齢だけでなく、国民健康保険や介護保険でも同様の傾向が見られます。 年金から天引きされる人にとって、手取額の減少が気になるところではないでしょうか。 また、現役世代にとっては「老後も社会保険料の負担が続く」ことを知った上で、老後資金の準備を進める必要があります。 制度の改正等には注視しておきましょう。
参考資料
・厚生労働省「後期高齢者医療制度の令和6・7年度の保険料率について」 ・厚生労働省年金局「令和4年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」 ・東京都後期高齢者医療広域連合「保険証」 ・足立区「令和6年8月1日からお使いいただく後期高齢者医療被保険者証をお送りします」 ・厚生労働省「マイナンバーカードの健康保険証利用のメリット」
太田 彩子