慶大・清原正吾、第2打席は内野安打で同点のチャンスメーク 2戦連続安打【六大学野球】
◇10日 東京六大学野球秋季リーグ戦第9週 早大―慶大(神宮) 西武、巨人、オリックスで通算525本塁打を放った清原和博さんの長男で、慶大の清原正吾内野手(4年・慶応)が「4番・一塁」で先発出場。4回の第2打席は内野安打でチャンスを拡大し同点のお膳立てをした。これで2戦連続安打。 1点ビハインドの4回1死一塁、早大の先発左腕・宮城と2度目の対戦。1ボール2ストライクからの5球目が暴投となり、1死二塁。続く6球目を二遊間へ転がし、二塁内野安打をもぎ取った。この後、本間の同点右前打が出た。 第1打席は外角変化球にタイミングが合わず、一ゴロに倒れた。 9日の第1戦では今季3号ソロを含む4打数4安打1打点。公式戦では自身初の1試合4安打で、9得点で大勝したチームをけん引した。本塁打で生還した際には、スタンドで見守る和博さんに向けて「指さしポーズ」を決めた。 慶大は、すでに5位が確定。優勝に王手をかけているライバル早大に対し、眼前での胴上げ阻止を狙う。大学野球最後のカードで、清原は再び大爆発となるか。
中日スポーツ