NFTトレーディングカード、3000億円市場に食い込むか──真贋証明付き「CNPトレカ」12月発売
KDDIをはじめとした強力なパートナー
モノリスのプロジェクトは、多様なパートナーを組み合わせた協業体制を構築している。KDDIのWeb3事業から販路を含めた支援を受け、CNPのIP元であるバケットも株主として参画している。 ゲーム面では、トレーディングカードゲームのヒットタイトルを多く手掛ける老舗企業オーアールジー(ORG)がゲーム設計をサポートしている。また、TCG大手企業出身のクロダ氏が顧問として参画し、クリエイティブ監修とグローバル展開に関する知見を提供している。 著名インフルエンサーもエンジェル投資家として加わり、トークン発行プラットフォームである「フィナンシェ(FiNANCiE)」でのCNPトークン発行による資金調達も行われている。 これらの多様な協業体制を基盤に、既存のCNPコミュニティの応援を受けつつ、一般のTCGプレイヤーやコレクターへの拡大を図る戦略を立てている。 障害福祉事業を行うmanabyの上場経験を持つ齋氏は「モノリスも上場を目指している。(国内市場規模の)3000億円中1パーセントのシェアを取っただけでも30億円になる」といい、市場における同社の可能性を強調する。 なお、モノリスは製品発売に先立ち、全国3カ所で試遊会を開催する。11月16日(土)に名古屋、17日(日)に大阪、24日(日)に東京での開催を予定。そして12月13日(金)には東京で製品発表会を実施し、同日より予約販売を開始。製品の出荷は2025年3月上旬を予定している。 |文:栃山直樹|画像:モノリス提供、Shutterstock
CoinDesk Japan 編集部