トランプ氏とNATO事務総長が会談…ウクライナ侵攻など世界的な安全保障について協議か
NATO（北大西洋条約機構）のルッテ事務総長はアメリカのトランプ次期大統領と会談し、NATOが直面する安全保障問題について協議しました。 NATOのルッテ事務総長は22日、フロリダ州のパームビーチを訪れ、トランプ次期大統領と会談しました。NATOが直面する世界的な安全保障問題について意見交換を行い、ロシアによるウクライナへの軍事侵攻の対応などを協議したものとみられます。 ウクライナ情勢をめぐっては、NATOが軍事支援の継続を掲げている一方、トランプ氏は軍事支援に消極的とみられ、加盟国の間で懸念が広がっています。 ルッテ事務総長は今月、トランプ氏の当選に際して発表した声明で、中国、ロシア、北朝鮮、イランが連携を強化していることなどを課題に挙げ、NATOのより強い結束の必要性を呼び掛けていました。
フジテレビ,国際取材部
