韓国・尹大統領の弾劾訴追案、再び提出
日テレNEWS NNN
先週、韓国の尹錫悦大統領が一時、非常戒厳を宣言した問題で韓国の最大野党は12日午後、戒厳以降2回目となる尹大統領の弾劾訴追案を国会に提出しました。 韓国の最大野党、「共に民主党」は12日午後、尹大統領に対する弾劾訴追案を国会に提出しました。 弾劾訴追案は先週も提出され、7日に採決が行われましたが、与党「国民の力」は議員108人のうち大半が採決時に退席したことから定数に届かず廃案になっていました。 これに野党は猛反発し、弾劾案が可決されるまで毎週土曜日に採決を繰り返す意向を示していました。その宣言通り2回目の弾劾案が提出された形で、採決は14日午後5時から行われる見通しです。 可決には与党の造反議員が8人必要な状況でしたが、賛成票を投じると明言した与党議員は12日までに7人となっています。 与党としては弾劾案には反対の方針を貫いていますが、必要な造反議員はあと1人となり、可決の公算が大きくなっています。