【漫画】「登山ガイド本」に記された初級・中級・上級という<レベル区分>。どこまで信頼してよいものなのでしょうか?
◆栂海新道の思い出 つまり何を言いたいかと言えば、ガイド本によって表示される難易度はけっこう違うよね、ということにほかなりません。 そんな中、あるガイド本で【栂海新道を2泊3日ハイク♪】という、軽いノリの記事が目に留まりました。 そのときはそのときで「こんな軽い感じで紹介して大丈夫?」と感じました。なぜならば、私は過去にそのルートを歩いたことがありましたが、ルート上に有人山小屋はないし、夏だったせいか、水場の水もチョロチョロ。 実際に歩いてみて、劔岳などよりずっと厳しいルートだなあと感じました。 そんなもこんなもあって、ガイド本の「初級・中級・上級向け」といったレベル分けをがっつり信頼するのはチョット怖い、と思っているわけです。
◆ご参考まで そんなことで、今回の話題を最後に整理すれば、私は経験上、ガイド本のレベル分けは、あくまで参考程度にした方が良いと考えています。 実際にそのコースを歩くかどうかを判断する<決め手>は、コースタイムと登山地図に記されている情報、そして複数のSNSでのレポや、登山ブログなどを見て、総合的に判断するのが賢明なのかも。 ちなみに私の場合、それらを見た上でも「本当に大丈夫かな?」と疑問に感じたときは、そこから少しレベルを下げた山を選ぶように心がけています。こちらは参考まで。
たまご
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